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TOEIC®使役形(Causative):もう迷わないための落とし穴と攻略のヒント

(更新日: 2026年3月30日)

Flow Exam team

使役形は、何かを自分自身で行うのではなく、他の誰かにやってもらう、と言いたいときに使います。TOEIC®では、ビジネスの場面、特に修理、サービス、業務委任などでPart 5とPart 6によく出題されます。

主な落とし穴は?「have something done」(受動態の使役)と「have someone do」(能動態の使役)の混同です。意味と構造が全く変わってしまいます。

2つの主要な使役構造

Have + 目的語 + 過去分詞 (受動態の使役)

この構造は、誰かに何かをしてもらう場合に使います。通常は専門家や外部サービスです。誰が実行したかではなく、実行された動作に焦点が当たります。

構造: 主語 + have + 目的語 + 過去分詞

  • "We had the office renovated last month."
    先月、オフィスを改装してもらいました。
  • "She needs to have her laptop repaired before the presentation."
    彼女はプレゼンの前にノートパソコンを修理してもらう必要があります。
  • "They are having the documents translated into Spanish."
    彼らは書類をスペイン語に翻訳してもらっているところです。

この形は、メンテナンス、修理、外部委託サービスなど、現実的なビジネスシーンを反映しているため、TOEIC®の文脈では非常に多く見られます。

Have + 人 + 動詞の原形 (能動態の使役)

この場合、誰かに何かをしてもらうように頼みます。動作を実行する人に焦点が当たります。

構造: 主語 + have + 人 + 動詞の原形

  • "The manager had his assistant send the report."
    部長はアシスタントにレポートを送るように言いました。
  • "Could you have John call me back?"
    ジョンに私に折り返し電話するように言ってもらえますか?

使役構造の比較表

構造例文典型的なTOEIC®の文脈
受動態の使役have + 目的語 + 過去分詞I had my car serviced.メンテナンス、修理、サービス
能動態の使役have + 人 + 動詞の原形I had Tom service my car.業務委任、直接的な依頼
Getを使った使役get + 目的語 + 過去分詞I got my car serviced.インフォーマルな文脈、努力の結果
Makeを使った使役make + 人 + 動詞の原形She made him apologize.義務、強制

Get + 目的語 + 過去分詞:インフォーマルなバリエーション

「Get + 目的語 + 過去分詞」は、「have + 目的語 + 過去分詞」と同じように機能しますが、ニュアンスが異なります。サービスを受けるために個人的な努力をした、またはそれが実現したことを示唆します。

  • "I finally got the printer fixed."
    ついにプリンターを修理してもらえました。
  • "We need to get this contract reviewed by Friday."
    金曜日までにこの契約書をレビューしてもらう必要があります。

TOEIC®では、「have」ほど頻繁ではありませんが、「get」もPart 3やPart 4のEメールや対話文で使われます。

Part 5でよくある落とし穴

過去分詞と動詞の原形の混同

最も頻繁な落とし穴は?「have」の後に続く語(過去分詞か動詞の原形か)で迷うことです。

簡単なルール: もし「have」の直後に目的語(物)が続くなら、過去分詞を使います。もし「have」の後に人が続くなら、動詞の原形を使います。

  • "We had the report send yesterday." -> 不正解
  • "We had the report sent yesterday." -> 正解
    私たちは昨日、レポートを送ってもらいました。
  • "She had her assistant checked the files."-> 不正解
  • "She had her assistant check the files." -> 正解
    彼女はアシスタントにファイルを確認させました。

実際、この混同はルールを学んだ後でも絶えず起こります。なぜでしょうか?フランス語では「faire + 不定詞」が両方のケースで機能するためです。身につけるべき反応は、まず「have」の後に何が続くか(物か人か)を特定し、それから形を選ぶことです。

時制と使役

使役形はすべての時制に活用できます。「have」または「get」が時制を示し、過去分詞が時制を示すことは決してありません。

  • "They have had their website updated three times this year."
    彼らは今年、ウェブサイトを3回更新してもらっています。
  • "We will have the equipment installed next week."
    来週、設備を設置してもらいます。
  • "She is having her office painted right now."
    彼女は今、オフィスのペンキ塗りをしてもらっているところです。

よくある間違いの表

間違い訂正TOEIC®の罠である理由
have something didhave something done単純過去形と過去分詞の混同
have someone to dohave someone do「have」の後に不必要に「to」が付く
get something doget something done「get」で過去分詞を忘れる
had repaired my carhad my car repaired語順の間違い(目的語が過去分詞より前にあるべき)

Makeとlet:強制と許可の使役動詞

Make + 人 + 動詞の原形 (義務)

「Make」は義務や強制を表します。誰かが他の人に何かをすることを強制します。

  • "The new policy makes employees wear ID badges."
    新しい方針は従業員にIDバッジの着用を義務付けています。
  • "His mistake made us redo the entire project."
    彼のミスで、私たちはプロジェクト全体をやり直さなければなりませんでした。

Let + 人 + 動詞の原形 (許可)

「Let」は許可や承認を表します。

  • "The company lets employees work from home on Fridays."
    その会社は金曜日の在宅勤務を従業員に許可しています。

注意:「make」と「let」では、常に動詞の原形(「to」なし)を使います。これは「have + 人」の場合と全く同じです。

Part 5のためのチェックリスト

5秒で正しい構造を選ぶための簡単な方法を以下に示します。

文中の手がかり使用する構造例文
have + 物名 + ?過去分詞have the report sent
have + 人名 + ?動詞の原形have John send it
get + 物名 + ?過去分詞get the door fixed
make + 人 + ?動詞の原形make them wait
let + 人 + ?動詞の原形let him leave

このチェックリストは、TOEIC®の使役に関する質問の95%で機能します。プレッシャーの中でも、テスト前に復習しておけば素早く適用できます。

典型的なビジネスの状況

TOEIC®では、使役形は特定の状況で出題されます。

メンテナンスと修理

  • "The facility manager had the air conditioning serviced before summer."
    施設管理者は夏が来る前にエアコンの点検をしてもらいました。

事務手続きサービス

  • "Please have the contracts reviewed by the legal department."
    契約書を法務部門によるレビューを受けてください。

変更と改善

  • "We're getting the conference room upgraded with new technology."
    私たちはカンファレンスルームを新しい技術でアップグレードしてもらっているところです。

タスクの委任

  • "I'll have my assistant schedule a meeting for next Tuesday."
    次週火曜日の会議のスケジュールをアシスタントに組ませます。

私たちがサポートする受験者たちの実感として、これらの文脈を認識できるとPart 6やPart 7が格段に楽になります。使役形はEメールや告知文に出現します。単語「have」の後に名詞が続くのを見つけたら、すぐに「使役だ」と考え、構造を確認してください。

練習する準備はできましたか?

使役形はTOEIC®で定期的に出題される重要な文法項目です。特にPart 5で頻出します。「have + 物 + 過去分詞」と「have + 人 + 動詞の原形」の区別さえマスターすれば、もう間違えることはありません。それが朗報です!

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