flowexam.com の講師がTOEIC®対策としてパーフェクト・テンポス(完了形)を例文付きで解説

TOEIC®でパーフェクトスコアを目指す:現在完了形、過去完了形、未来完了形を混乱なくマスター

(更新日: 2026年3月28日)

Flow Exam team

パーフェクト(完了相)とは、"have" + 過去分詞で形作られる時制のファミリーです。

TOEIC®では、これは現在完了形(have done)、過去完了形(had done)、未来完了形(will have done)の3つの形で出題されます。

最大の混乱点はどこでしょうか?それは、時制を示す語句が文中に現れたときに、現在完了形と単純過去形のどちらを使うべきか迷うことです。

パーフェクトの3つの形とその論理

パーフェクトの各形は、時間上の2つの時点を結びつけます。それがすべての論理です。

現在完了形 (Present perfect)

過去と現在を結びつけます。結果が現在重要である過去の動作や、明確な日付のない経験について使用します。

  • "The manager has reviewed the report."
    部長はレポートに目を通しました。
  • "We have worked together for three years."
    私たちは3年間一緒に働いています。

過去完了形 (Past perfect)

過去の2つの時点を結びつけます。ある過去の動作が別の過去の動作よりも前に完了していたことを示します。これが先行関係です。

  • "The meeting had started when I arrived."
    私が着いたとき、会議は始まっていました。

未来完了形 (Future perfect)

未来のある時点と、それよりもさらに未来の時点を結びつけます。特定の未来の時点より前に完了しているであろう動作を表します。

  • "By next Friday, we will have completed the audit."
    来週金曜日までには、私たちは監査を終えているでしょう。
構造使用する状況
現在完了形have/has + 過去分詞現在と関連する過去の動作、日付のない経験
過去完了形had + 過去分詞別の過去の動作より前に完了した過去の動作
未来完了形will have + 過去分詞特定の未来の時点より前に完了する未来の動作

TOEIC®におけるパーフェクトの落とし穴

Part 5では、パーフェクトに関する問題は、時間の手がかりを見つけ出し、2つの時点の関係性を理解する能力を試します。

落とし穴1:曖昧な時制マーカー

"recently"(最近)、"already"(すでに)、"just"(ちょうど)などの単語は現在完了形を呼びますが、文中に特定の日付が現れると迷うことがあります。

  • "The company has launched its new product recently." -> 正しい
    その会社は最近、新製品を発売しました。
  • "The company launched its new product in March." -> これも正しいが、単純過去形
    その会社は3月に新製品を発売しました。

ルール:特定の日付があれば=単純過去形。日付がない、または期間がまだ開いている=現在完了形。

落とし穴2:過去完了形と単純過去形の混同

過去完了形は、一方の動作が明確にもう一方より先行する場合にのみ使用されます。2つの動作が単に連続しているだけなら、単純過去形で十分です。

  • "After the presentation ended, we discussed the results." -> 正しい、単純な連続
    プレゼンテーションが終わった後、私たちは結果について議論しました。
  • "The presentation had ended before the client arrived." -> 正しい、明確な先行関係
    クライアントが到着する前に、プレゼンテーションは終わっていました。

落とし穴3:"for" および "since" と現在完了形

これら2つの単語は、現在まで続く期間を表すために現在完了形と一緒によく使われます。

  • "She has been the director for five years." -> 続いている期間
    彼女は5年間ディレクターをしています(今も)。
  • "She has been the director since 2020." -> 継続している起点
    彼女は2020年からディレクターをしています(今も)。

ただし注意:期間が終了している場合は、単純過去形を使います。

  • "She was the director for five years." -> もうディレクターではない
    彼女は5年間ディレクターでした。

正しい時制を選ぶためのクイックチェックリスト

TOEIC®で異なる時制を判断するための簡単な方法です。

文中の手がかり使用する時制
特定の日付 (in 2020, last Monday, yesterday)単純過去形"We hired him in March."
Recently, just, already, yet (日付なし)現在完了形"She has already replied."
before/after/when を伴う2つの過去の動作過去完了形 (先行する動作の方)"He had left when I called."
By + 未来の時点未来完了形"By June, we will have finished."
For/since + 現在までの期間現在完了形"I have lived here since 2019."

このチェックリストは、パーフェクトに関するPart 5のほとんどの問題をカバーしています。鍛えるべき反射は、まず時間マーカーを探し、次に動作が1つか2つかを確認することです。

もうしてはいけない間違い

私たちが指導する受験者によく見られます。ここで不注意に点数を失うことが多いのです。

間違い1:特定の日付に現在完了形を使うこと

  • "The contract has been signed yesterday." -> 不正解
  • "The contract was signed yesterday." -> 正解
    その契約は昨日署名されました。

間違い2:先行関係が明らかなのに過去完了形を忘れること

  • "When I arrived, the meeting started." -> 不正解 (2つの動作が同時に発生しているように聞こえる)
  • "When I arrived, the meeting had started." -> 正解 (会議はすでに進行中だった)
    私が到着したとき、会議は始まっていました。

間違い3:"been" と "gone" の混同

  • "She has been to Japan." -> 日本へ行って、そして帰ってきた
  • "She has gone to Japan." -> 日本へ行って、まだ戻っていない

TOEIC®ではこのニュアンスが問われることは稀ですが、Part 7で誰かが現在いるか不在かを推測する際に役立つことがあります。

TOEIC®実践例

Part 5の典型的な3つの例と、その引っ掛けの解説です。

例1

  • "The sales team ______ its quarterly target last month."

A) has achieved
B) achieved
C) had achieved
D) will have achieved

-> 正解:B。「Last month」は特定の日付なので、単純過去形が必須です。現在完了形(A)は典型的な引っ掛けです。

例2

"By the time the report is due, we ______ all the data."

A) collect
B) collected
C) have collected
D) will have collected

-> 正解:D。「By the time」+ 未来の時点は未来完了形です。その締め切りまでに動作は完了していることになります。

例3

"The invoice ______ before the payment was processed."

A) was sent
B) has been sent
C) had been sent
D) is sent

-> 正解:C。過去の動作が2つあります。請求書の送付が支払い処理よりも先行しています。過去完了形が必須です。

よく見られることですが、多くの人は単純過去形がより簡単に見えるためAを選ぶでしょう。しかし、TOEIC®はまさにこの先行関係を見抜く能力を試します。「before」という単語は強い合図です。

Part 5で迷わないための方法

パーフェクトに関する各問題を10秒で適用できる、3段階の意思決定プロセスです。

ステップ1:時間マーカーを見つける

特定の日付、"recently"(最近)、"already"(すでに)、"for"(~の間)、"since"(~以来)、"by"(~までに)、"before"(~の前に)、"when"(~のとき)を探します。

ステップ2:動作の数を数える

動作が1つだけ? 現在とのつながりがあるか(現在完了形)、それとも日付が指定されているか(単純過去形)を確認します。
動作が2つ? どちらが先行しているかを探します(先行する動作には過去完了形)。

ステップ3:不可能な選択肢を除外する

特定の日付が見えたら、「have/has」を含む選択肢をすべて消します。
「by + 未来」が見えたら、未来完了形以外のすべてを消します。

学校の講座などで対策ツールを使っている受験者でさえ、Part 5の現在完了形と単純過去形の混同が頻繁に再発します。なぜなら、これらのツールはルールに重点を置きがちで、本番で必要な反射神経に重点を置くことが少ないからです。

さあ、練習する準備はできましたか?

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